ソユーズTMA-12 (Союз TMA-12 / Soyuz TMA-12) は、ISS(国際宇宙ステーション)への往来を目的とした、ソユーズ宇宙船のミッションである。2008年4月8日にソユーズFGで打ち上げられて4月10日にピアースモジュールにドッキングし、10月24日に地球に帰還した。ソユーズTMA-10、ソユーズTMA-11で連続して弾道突入で帰還したが、ソユーズTMA-12は、モジュール分離用の爆発ボルト1本を2008年7月の船外活動で取り外すなどしたため、正常に帰還することが出来た。

乗組員

打上げ時

  • 李素妍 (1) - 韓国(宇宙飛行関係者)

第17次長期滞在クルー

  • セルゲイ・ヴォルコフ (1) - ロシア
  • オレッグ・コノネンコ (1) - ロシア

帰還時

  • セルゲイ・ヴォルコフ (1) - ロシア
  • オレッグ・コノネンコ (1) - ロシア
  • リチャード・ギャリオット (3) - アメリカ合衆国(宇宙飛行関係者)

バックアップ

  • マクシム・スラエフ - ロシア
  • オレッグ・スクリポチカ - ロシア
  • 高山 - 韓国(宇宙飛行関係者)

乗組員について

李素妍は韓国宇宙人輩出事業の一環として、韓国政府がロシア政府に2500万ドルを支払うことによって招待され、韓国人として初めて宇宙を訪れた。当初は高山が飛行し、李はバックアップ要員の予定だったが、2008年3月10日に、高山はトレーニングセンターから書類を持ち出さないという規則に違反し、飛行を禁止されたことが発表された。李素妍はソユーズTMA-11で帰還した。

リチャード・ギャリオットはスペースアドベンチャーズ社の宇宙旅行者で、ソユーズTMA-13でISSを訪れた。李やギャリオットは、RSA(ロシア連邦宇宙局)やNASA(アメリカ航空宇宙局)の書類上、「宇宙飛行関係者」として扱われた。

出典

外部リンク

  • 国際宇宙ステーションへのクルー交代/ソユーズ宇宙船交換ミッション 16S

Spaceflight mission report Soyuz TMA12M

SoyuzFG + TMA4 “Mission DELTA”

SoyuzFG + TMA4 “Mission DELTA”

Soyuz TMA13 launch

Photo Report Soyuz TMA12 Fueled SpaceRef