ボイデル・シェイクスピア・ギャラリー

ボイデル・シェイクスピア・ギャラリー（Boydell Shakespeare Gallery）は、1786年にイギリスで出版が始められた、版画集である。出版者で版画家のジョン・ボイデルが製作した。ウィリアム・シェイクスピアの戯曲の場面を同時代の画家たちに依頼して描かせた絵画を版画にして出版したものである。

1790年代に原画もロンドンで展示された。

1904年にジョン・ボイデルが亡くなった後、原画などは宝くじの形で売却され、宝石商、工芸家のウィリアム・タッシー（William Tassie: 1777-1860)などが当選し、所有することになった。