大社(たいしゃ、おおやしろ)とは大きな神社、または平安時代初期の延喜式神名帳に大社として列格される492の神社、または「〜大社」と名乗る神社のこと。かつては単に大社(おおやしろ)といえば一般的には出雲大社(島根県出雲市)のことを指した。戦後、旧官幣大社や旧国幣大社など大社格の神社で大社を名乗ったところが多い。以下に例を示す。
大社の一覧
- 現在表記未定(往馬坐伊古麻都比古神社は旧県社、他は旧官幣大社)
- 氷川神社(埼玉県さいたま市大宮区)- 授与品袋には「氷川大社」の表記
- 平野神社(京都府京都市北区)- かつて鳥居の扁額に「平野大社」の表記があった
- 枚岡神社(大阪府東大阪市)- 枚岡駅前に残された古い社名標に「平岡大社」と刻まれている
- 往馬坐伊古麻都比古神社(奈良県生駒市)- 一般には「往馬大社」と呼ばれる
大社の呼称
出雲大社は、「各地の神社が大社を名乗ることは、ご神徳を汚す」と表明している。その理由について次のように説明している。
脚注
注釈




