蛋黃酥(ダンファンスー)とは、台湾菓子の1つで、月餅に分類されるスイーツである。
概要
台湾の中秋節には、最もよく食べられるの伝統的な月餅の1つである。
一般的に認識されている中国の月餅とは異なり、サイズは小さめで、内餡には塩漬けされたアヒルの卵の黄身と、紅豆で作ったあんこが使われています。餅生地にはバターが含まれ、甘すぎず、香ばしさが非常に強いのが特徴である。外の生地はサクサクしており、内側のあんはもちもちとしていて、何層にも重なった食感が楽しめる。
1986年8月の『烘焙食品情報雑誌』によれば、蛋黃酥を発明したのは、台中市豊原区にあるお菓子屋「宝泉」である。この店の三代目、陳増雄氏は、「狀元餅」という中華菓子を改良して作られた台湾独自の菓子とされている。
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