佐藤 正平(さとう しょうへい、1949年 - )は、日本の建築家。岡山市出身。日本建築学会賞(業績)、BELCA賞などを受賞。岡山県域を中心に活動している。
来歴
岡山大学附属中学校から岡山県立朝日高等学校を経て、1975年に京都大学工学部建築学科を卒業する。
1993年、岡田新一がコミッショナーを務めていた岡山県の「クリエイティブTOWN岡山」(CTO)の建築家に選任され、健康の森整備事業エリア計画、及び基本設計に従事。1999年より長野宇平治設計による旧日本銀行岡山支店(現在のルネスホール)を保存するため、官民協働による歴史的建造物の再生プロジェクトに参画する。施設完成までの13年間の永きに亘り、施設が生まれ営まれる全てのフェーズに持続的に関わることで、公共空間のつくられ方に新たな可能性を見い出している。改修にあたっては、すでにあるものを壊さず最大限保存し、新たに附加される要素のデザインは、モデュールやプロポーションを熟考することにより、古典主義とモダニズムの同調性に着目したものとなっている。
受賞歴
- 2012年 日本建築学会賞業績賞
- 2009年 第1回JIA中国建築大賞優秀賞
- 2009年 岡山市景観まちづくり賞
- 2007年 BELCA賞
- 2007年 日本建築学会作品選集2007
- 2007年 日本建築家協会優秀建築選2006
- 2006年 岡山市まちづくり賞
- 2001年 岡山市まちづくり賞
- 1999年 日本建築士会連合会「私の推薦する作品」優秀賞
- 1999年 岡山市まちづくり賞
- 1997年 岡山市まちづくり賞
- 1994年 岡山市優秀建築物賞
- 1994年 岡山市優秀建築物すまいポイント賞
- 1990年 第10th Nashopライティングコンテスト金賞
- 1989年 岡山市優秀建築物すまいポイント賞
主な作品
- 外・内観画像
展覧会
2017年 佐藤正平建築展(旧日銀岡山支店「ルネスホール」)
出典
外部リンク
- SATO/ASSOCIATES




