水納島(みんなしま、みんなじま)は、沖縄県国頭郡本部町に属する島である。
概要
本部半島の沖合、北西1.5キロメートルのサンゴ礁に浮かぶ三日月型の小さな島で、上空から観察するとクロワッサンに見えることから、クロワッサンアイランドと呼ばれている。標高26.9メートル、面積は0.47平方キロメートルある。
人口40人余の観光の島である。かつては無人島で、島全体が「メンナノ御嶽」として聖域とされていたが、1903年(明治36年)に瀬底島から13戸が移住し製糖に従事した。もともと水資源が乏しいことから「水の無い島」が島名になったとされる。現在は沖縄本島から水が供給されている。
代表的な産業は、観光業および農業・畜産業である。観光業は年間60,000人を越える来島者があり、ダイビングやシュノーケリングなどのサービスが提供されている。また、農業ではニンジンやダイコン、スイカの栽培が行われている。
島の約3分の1の土地を開発業者が取得したものの、開発許可が認められなかったことから遊休地となっている。
名所
- 水納ビーチ
- 水納島灯台 - 島の東端にある。1972年(昭和47年)初点灯、海抜27メートル、光達10.5海里。
学校
- 本部町立水納小中学校(2016年度の在籍者数は小学生2名、中学生0名、職員5名の極小規模の小中併置校で、島の大人は全てPTA会員。)
交通
- 水納海運
- 渡久地港 - 水納港 高速船で所要15分。
脚注
関連項目
- 日本の地理
- 日本の島の一覧
- 南西諸島
外部リンク
- もとぶ町観光協会
- 水納島ドットネット(水納島ガイド) - MIYA.asia
- 高速旅客船 ニューウィングみんな - 本部町
- 水納島 沖縄39離島情報サイト



