2008年のフォーミュラ・ニッポンは、2008年4月5日 - 6日に富士スピードウェイで開幕し、9月20日 - 21日にスポーツランドSUGOで閉幕した全8戦のシリーズである。
前年度からの変更点
1大会2レース制の導入
1大会で、それぞれのレース距離が異なる2回の決勝レースを行なう大会を設定。1レース制に比べてレース距離を短縮することにより、スピーディで激しいバトルが期待され、これまでとは異なる緊張感が演出される。予選はこれまで通り土曜日に行ない、決勝レースは日曜日に第1レース、第2レースとして行なわれる。
さらに、第2レースのグリッドは第1レースの結果に対し、上位8台はリバースグリッド(第1レースの優勝者は8番手からスタート。以下、2位は7番グリッド、3位は6番グリッドと順位が下がるにしたがって序々にグリッドが上がり、8位のドライバーがポールポジション)となる。
新予選方式の導入
前年までは、45分ずつ2回またはスペシャルステージ方式のどちらかであったが、新たにF1と同様のノックアウト方式も導入され、各サーキットが予選方式を選択できることになっていた。最終的にはシリーズ前半でのノックアウト方式の盛り上がりを受け、全レースでノックアウト方式の予選が選択されることになった。
ポイントシステム
1大会2レース制の導入等により、前年に対し大幅に見直された。
ルーキー・オブ・イヤーの設定
2008年に初参戦したドライバーを対象に「JRPルーキー・オブ・ザ・イヤー」が制定された。賞金は100万円で、シーズン終了後のモータースポーツアワードで表彰される。
車両規定
2009年から導入する予定であったパドルシフトシステムを1年前倒しして導入された(搭載されるシステムは、A1グランプリ等で実績のあるザイテック社製)。
エントリーリスト
※全チームともシャシーはFN06、タイヤはブリヂストン
スケジュールおよび勝者
シリーズポイントランキング
ドライバー部門
太字 - ポールポジション 斜字 - ファステストラップ(色の意味はこちらを参照→key)
ルーキー・オブ・ザ・イヤー
チーム部門
※各戦で同一チームのマシンが得た合計点
脚注




