スコピエ空港(マケドニア語:Аеродром Скопје / Aerodrom Skopje、アルバニア語:Aeroporti i Shkupit、英語:Skopje Airport)、旧称ペトロヴェツ空港(Петровец)は、北マケドニアで最大の国際空港。北マケドニアの首都スコピエの国際空港であり、MATマケドニア航空(MAT Macedonian Airlines)の本拠地である。
名称
2006年12月、マケドニア共和国(当時の国名)政府によって、スコピエ・"アレクサンダル大王"空港(マケドニア語:Аеродром "Александар Велики" Скопје / Aerodrom "Aleksandar Veliki" Skopje)への呼称変更が発表され、ギリシャとの間で外交問題に発展した。ギリシャは、アレクサンドロス大王を自国の歴史と見なしている(マケドニア名称論争も参照)。新しい呼称は、ギリシャのマケドニア地方、カヴァラにあるカヴァラ・"アレクサンドロス大王"国際空港との混同を生み出すとの議論を呼んだ。
しかしマケドニア共和国側はギリシャとの関係改善に意欲を示し、2018年1月24日にはゾラン・ザエフ首相が空港名をスコピエ空港にするとの方針を表明。同年2月24日には名称の看板を外す作業が行われた。
開発
スコピエ空港は、北マケドニアの国家的な空への玄関口であり、旅客数を65万人から150万人へと3倍に増加させるための開発計画が進行中である。
スコピエ空港は、それまでの設備の改装を進めており、より進んだ電気システム、X線装置、セルフ・サービスのチェック・イン装置、ターミナル内の管理区域の建造などが行われている。
改装されたターミナルが2008年に開業し、この空港とともに北マケドニア第2の空港であるオフリドの空港において、飲食の外注化と免税活動が行われれている。
民営化
北マケドニアは2つの民用空港の現代化と設備拡張のために、両空港の民営化を計画している。出資を募るため、北マケドニア国内外で広告が出される予定である。北マケドニア政府は20年間の空港使用権を提供し、引き受け会社は空港設備の現代化と滑走路の拡張をすると期待されている。北マケドニア交通省は、これは旅客のターミナル利用を劇的に増加させる可能性があるとしている。それに加えて、引き受け会社は、新たに貨物向けにシュティプ周辺に計画されている北マケドニア第3の空港の建設にも携わることになるとしている。
就航航空会社
脚注
外部リンク
- スコピエ空港公式サイト




