茨木辯天花火大会(いばらきべんてんはなびたいかい)は、大阪府茨木市の辯天宗・冥應寺で開催される花火大会。
概要
辯天宗が開催する花火大会で、1956年(昭和31年)に丸善石油社長の和田完二が奉納し開催した夏祭奉納花火大会が始まりである。辯天宗の大阪本部である飛龍山冥應寺で毎年8月8日に行われ、11基のスターマインが設けられ、それぞれにタイトルが付けられる。また辯天宗の宗紋をかたどった桔梗の花火が打ちあがれれるのも特徴のひとつである。
宗教団体が行う奉納花火としては毎年8月1日にパーフェクト リバティー教団が行う教祖祭PL花火芸術と並んで大阪では高い知名度があり、毎年2万人の花火客でにぎわう。
沿革
- 1956年(昭和31年) - 丸善石油社長の和田完二が奉納し夏祭奉納花火大会を開催。
- 2014年(平成26年) - 2013年福知山花火大会露店爆発事故の影響で安全面が確保できず花火を中止。翌年も同じ理由で中止となった。
- 2018年(平成30年) - 大阪府北部地震により参道の崩落や地盤のズレなどの被害を受けたため中止。
- 2023年(令和05年) - 新型コロナウイルスのため2020年(令和2年)より中止していたが4年ぶりの開催となった。
交通
- JR「茨木駅」より会場の冥應寺まで徒歩で約25分。
脚注
外部リンク
- 茨木辯天花火大会公式サイト




